「この場合のルールは?」に瞬時回答 USGAが「Rules AI」試験運用開始

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 USGA(全米ゴルフ協会)は27日、ゴルフ規則に関する質問に対して瞬時に回答するAIサービス「Rules AI」の試験運用を開始したと発表した。130年以上にわたり蓄積してきたルール運用の知見とAI技術を融合し、プレーヤーがコース上で直面するルールの疑問を迅速かつ正確に解決することを目指す。

 Rules AIは、USGAスタッフやルール専門家がこれまで対応してきた25,000件以上の具体的な事例を学習データとして活用。一般的な生成AIとは異なり、USGAが検証した最新の公式コンテンツのみを情報源としており、ゴルフ規則に基づいた信頼性の高い回答を提供するという。

 同システムは、USGAのハンディキャップサービスアプリ「GHIN」内で利用できる。現在は一部のゴルフ場を対象に段階的な導入を進めており、実際の利用状況を分析しながら機能改善を図る。

 USGAのマイク・ワン会長は、「ゴルファーが公平かつ自信を持ってプレーするために必要な情報へ簡単にアクセスできることが重要。Rules AIは伝統と革新を結び付け、コース上やモバイル端末でルールをより身近なものにする」とコメント。

 開発にはUSGAの長年のパートナーであるデロイトが参画。AIの構想段階からシステム開発、運用基盤の構築までを支援している。

 USGAによると、今後数か月をかけて全米各地のAGA(アライドゴルフ協会)加盟メンバーへ利用対象を拡大し、2027年春までにすべてのGHINユーザーへの提供を目指す。また将来的には、GHIN以外のアプリへの展開も視野に入れている。

 近年、ゴルフ界ではデジタル技術を活用した競技運営やプレーヤー支援の取り組みが進んでいる。USGAはRules AIを通じて、ルール理解の促進とプレー体験の向上を図る考えだ。

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